顔を合わせる、ということ。鹿児島で感じたこと。


広川町から、約5時間。
鹿児島空港を越えて、さらにずっと南へ。
ずっと、お会いしたかった方に会いに行きました。
まだ輪郭でしかない、私たちの話。
何をつくりたいのか。その先に、何を届けたいのか。
まだ自分たちでも、
すべてを言葉にできているわけではありません。
それでも話を聞きながら、言葉と言葉の間にあるような、
微妙なニュアンスまで汲み取ってくださった。
そして不思議なくらい、言わなくても、
伝わったことがありました。
想いと、想いが出会うこと
私はサロンワークでも、「想いと想いが出会うこと」を大切にしています。
施術する人と、受け取る人。
何かをつくる人と、それを受け取る人。
すべての考えが同じである必要はないけれど、
大切にしているもののどこかが重なったとき、
そこから生まれるものは、きっと違う。
そう考えているのです。
今回の時間の中で、
ああ、やっぱり私はこれを大切にしたいんだ。
そう、改めて確信しました。
一緒につくる、ということ
今進めていることは、
私ひとりで始めたものではありません。
鎌倉に住むパートナーと、一緒に進めています。
住んでいる場所が離れているので、ZOOMで話すことも多いです。
会わなくても話はできます。
それでも実際に顔を合わせて、
「ああでもない、こうでもない」と話しながら、
ひとつずつ意見をすり合わせていく時間を、
私たちはとても大切にしています。
ありがたいことに、
大切にしたいことも、好きなものも、
驚くほどよく似ている私たち。
きっと同じ方向を見ている。
それは、お互いに分かっていると思います。
そして彼女には、私にはないものが、たくさんある。
一緒にいると、
「これは到底かなわないな」と思うこともあるくらい、
心から尊敬している人です。
だからこそ、なのかもしれません。
同じだと分かっているから、
言わなくても分かる、で終わらせない。
何を大切にしたいのか。
なぜ、そう思うのか。
どこなら譲れて、どこは譲りたくないのか。
何度でも会話を重ねる。
そうやって二人の間にあるものを
少しずつ確かめながら、
まだ輪郭しかないものを、形にしている途中です。

いつもなら、「きれい」で終わる景色
鹿児島で見た、どこまでも続く海と空。
山、滝、小川。
普段の私なら、「きれいだな」で終わっていたかもしれません。
でも今回は、ひとつひとつの景色が、なんだか少し特別なものに感じました。
(きっと、今読んでいる本の影響もあるのだと思います。)
自然の中にあるものを
見て、聞いて、触れて。
私たちがこれから形にしようとしているものも、
こういう場所から生まれるものを、
手に取るところから始まっていく。
私たちがまず知ること、から。
百聞は一見に如かず
コロナ禍を経て、
会わなくても、
いろいろなことが進むようになりました。
画面越しに顔を見て話すこともできる。
離れた場所にいても、
一緒に何かをつくることだってできる。
それは、とても便利なことです。
でもやっぱり、
顔を合わせることには、大きな意味がある。
その人がどんな場所で、
どんな人たちと、
どんな想いで仕事をしているのか。
言葉だけでは分からなかったことが、
その場所に立つと、
すっと腑に落ちることがある。
言葉にならないものまで、
受け取れることがある。
百聞は一見に如かず。
知ろうと思えば、
画面の中でいくらでも
知ることができる時代だからこそ、
自分の目で見ること。
自分の足でその場所へ行くこと。
そして、顔を合わせて話すこと。
これからも大切にしたいことです。
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