症例写真を載せない理由

更新日:8月17日
──ケーススタディという新しい伝え方
美容サロンでは、ビフォーアフターの症例写真を目にすることが多くあります。
写真を見ることで安心したり、自分もこうなれたら、と期待したり。
その気持ち、私にもよく分かります。
それでもSENoma Sugaring.では、症例写真を掲載していません。
シュガーリングはOPEN当初から。
ハーブピーリングは、あるお客様との出会いをきっかけに。
その理由を、ここに残しておきたいと思います。
写真は、大切な記録です。
肌は、生活や体調、季節、心の状態にも影響を受けます。
だからSENomaでは、経過を確認するために写真を残し、
お客様へお渡しさせていただいております。
それは、誰かと比べるためのものではなく、
今の自分の肌を知るための記録。
お客様と一緒に振り返り、変化を確認するために大切にしています。
誰かのきれいな肌が、苦しくなることもある。
ハーブピーリングを導入し、最初に施術を任せてくださったお客様がいました。
美容が好きで、これまでたくさんのケアを試してきた方です。
SNSでビフォーアフターを見るたびに期待して、いろいろな施術を受けてきた。
それでも思うような変化を感じられず、
「自分は、ここまで変わらなかった」
「この人みたいにはならない」
そして、
「自分のことも嫌になっていた」
そう話してくださいました。
当時の私は、ハーブピーリングを始めたばかり。
自分の症例も、実績もありませんでした。
それでも、「任せてみたい」と言ってくださった方でした。
施術を重ね、肌に変化が見えたとき。
本当に嬉しかったです。
この変化をたくさんの方に見てもらいたい、と思ったこともありました。
実際に、短い期間ではありますが、SNSへ症例写真を掲載したこともあります。
けれど、ふと、最初に聞いたあの言葉を思い出しました。
誰かの変化が、別の誰かを苦しめてしまうこともある。
そこで改めて考えました。
SENomaSugaring.が伝えたいものは、一枚の「前」と「後」だけなのだろうか、と。
肌には、その間の時間がある。
もちろん、結果は大切です。
肌のつやや、やわらかさ。繰り返していた肌荒れが落ち着いていくこと。自分の肌に触れたときの感覚が変わること。
その変化を一緒に喜べることは、施術者として、とても嬉しいことです。
でも、肌にはビフォーとアフターの間にも時間があります。
調子のいい日もあれば、思うようにいかない日もある。
迷ったり、立ち止まったりしながら、少しずつ自分の肌を知っていく。
同じ施術を受けても、同じ経過をたどる人はいません。
だからSENomaでは、
誰かのきれいな肌ではなく、今の自分の肌を見てほしい。
そう考えています。
写真の代わりに、歩みを残す。
「初めて、肌をきれいだと褒められた」
「無理をしなくていいと思えた」
「以前ほど、鏡を見ることが嫌ではなくなった」
写真には写らない変化も、ここにはたくさんあります。
肌がどう変わったのか。
その間に何を感じたのか。
どんなことで悩み、何が嬉しかったのか。
その一つひとつも含めて、その方の変化なのだと思います。
だからSENomaは、症例写真の代わりに、
CASE STUDYという形で、一人ひとりの歩みを残していくことにしました。
症例写真を否定しているわけではありません。
写真を見ることで安心できる方も、もちろんいらっしゃいます。
ただ、
写真を並べなくても、伝えられることがある。
写真を並べないからこそ、残せるものもある。
そう思っています。
結果を急がせない。
誰かと比べない。
そのときの自分の肌を、ちゃんと見る。
一人ひとりに違う時間があり、違う歩みがあります。
その歩みを、一枚の写真ではなく、言葉で残していく。
それが、SENoma Sugaring.のCASE STUDYです。

Case Study / ケーススタディ
ひとつの事例を取り上げ、
その結果だけではなく、
そこに至るまでの背景や経過を記録し、
理解を深めていくための方法。



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